台湾フィルハーモニック

Taiwan Philharmonic

Profile

台湾フィルハーモニックは、1986年に設立された台湾の国立オーケストラとして名高い(台湾では「NSO國家交響樂團National Symphony Orchestra」の名称)。アジア諸国の中でも、最も優れたオーケストラの一つとして台湾フィルハーモニックは評価されている。2005年に舞台芸術センターの専属オーケストラとなり、2014年には国家歌劇院のレジデント・オーケストラとなった。2010年8月から欧米で高い評価を得ているリュウ・シャオチャが第5代音楽監督に就任し、その黄金時代を創り上げた。2021年から準・メルクルが芸術顧問となり、2022年1月からは第6代の音楽監督に就任、急激に高水準のアンサンブルを整え、台湾の文化的豊かさと音楽教育の強化に貢献している。

毎年、台湾フィルハーモニックは、99人のメンバーが、40週の音楽シーズンに、おおよそ75回のコンサートや室内楽コンサートと一回のオペラ公演を行っている。また、教育プログラムにも積極的で、アウトリーチ・プロジェクトもコンスタントに行っている。台湾内や海外でのコンサート・ツアーも、定期的に行っており、これまでに、ウィーン、パリ、ベルリン、ジュネーヴ、ミラノ、シンガポ-ル、クアラルンプール、札幌、東京、横浜、香港、そして中国の主要都市でツアーを行っている。

国際的に名声を博している指揮者たち、ロリン・マゼール、クシシュトフ・ペンデレツキ、ルドリフ・バルシャイ、レナード・スラットキン、クリストファー・ホグウッド、ミヒャエル・ザンデルリンク、ソリストでは、ヴァディム・レーピン、ヒラリー・ハーン、バイバ・スクリデ、ヴィヴィアン・ハーグナー、ヨーヨー・マ、ゴーティエ・カピュソン、アルバン・ゲルハルト、ミッシャ・マイスキー、ソル・ガベッタ、エヴェリン・グレニー、マルティン・グルビンガー、ルイ・ロルティ、白 建宇(クン=ウー・パイク)、スティーヴン・ハフ、スティーヴン・コヴァセヴィッチ、ラベック姉妹、ザビーネ・マイヤーらと共演している。

台湾フィルハーモニックは、世界的に名高いバレエの振付師の林 懐民 (リン・カイミン)、台湾のクラウド・ゲイト舞踊劇場とオーストリアのデジタル・アーティストのクラウス・オーバーマイヤー、オペラの舞台監督の トビアス・リヒター、モファット・オクセンボウルドとハンス=ピーター・リーマンらと共にパフォーマンスを行い、それらの劇場公演やオペラ公演は、高い芸術性に到達している。加えて、コンサート形式のセミ・オペラ公演「ニーベルンクの指環」と「エレクトラ」は、動員記録を塗り変えた。また世界のオペラハウスとの共同プロダクションとして、2007年公演の「ばらの騎士」、2009年の「カルメン」、2012年の「蝶々夫人」、2015年の「フェデリオ」、2013年の「ワルキューレ」、2014年の「サロメ」、2016の「オテロ」など、多国籍コラボレーションを行い、成功を収めている。

 

Taiwan Philharmonic,

the National Symphony Orchestra

“Lush Playing.” ─ San Francisco Classical Voice , 2018 

“… vor allem bei Schostakowitsch’ Symphonie Nr. 5 d-moll war das Ergebnis mitreißend: Es geriet eine Orchestermaschine ins Arbeiten, mit fliegenden Bögenund wuchtigem Wollen, deren Produkt auf (fast) ganzer Linie überzeugen konnte. Da brauchtes kein gut gemeintes westliches Wohlwollen: Das Orchester hat seinen Platz im Konzerthaus wohl verdient. ”

─ Kurier, 2017 

Founded in 1986, the Taiwan Philharmonic, also known as the National Symphony Orchestra (NSO) at home, has been hailed as one of the best orchestras in Asia. With some of the finest musical talent from at home and abroad, trained at top schools and international orchestras, the NSO enjoys a unique voice rich in diversity and tradition. Under the leadership of  Music by Taiwanese composers is extensively commissioned, performed, and recorded by the NSO. 

As the orchestra affiliated with the National Performing Arts Center, the NSO presents a 40-week season of approximately 80 events – concerts, chamber recitals, operas, and crossover productions. Performing not only for audiences throughout Taiwan, the NSO also tours regularly overseas, having performed in such musical centers as Paris, Vienna, Berlin, Milan, Tokyo, Beijing, Shanghai, Singapore, Los Angeles, and many other cities. 

The NSO has worked with internationally acclaimed conductors such as Lorin Maazel, Rudolf Barshai, Sir Neville Marriner, Gennady Rozhdestvensky, Christopher Hogwood, Leonard Slatkin, and Osmo Vänskä; with singers Mirella Freni, Ileana Cotrubaș, Luciano Pavarotti, Plácido Domingo, Bryn Terfel, and Thomas Hampson; with instrumental soloists Ivo Pogorelić, Daniil Trifonov, and Mstislav Rostropovich; and with composers Krzysztof Penderecki, Jörg Widmann, Qigang Chen, and Brett Dean. 

In addition to producing Wagner’s complete cycle Der Ring des Nibelungen in both 2006 and 2016, the NSO’s operatic endeavors have extended to nearly 30 productions including Mozart’s Don Giovanni, Le nozze di Figaro, and Così fan tutte; Wagner’s Parsifal, Verdi’s Otello and Falstaff, Puccini’s Tosca, La bohème, Madama Butterfly, and Il trittico, Strauss’s Salome and Der Rosenkavalier, and Bartók’s Bluebeard’s Castle. Crossover productions loved by audiences and praised by critics include the musical On the Road and Qian Yi’s installation opera Paradise Interrupted. 

Members of the NSO present extensive programs of chamber music, often joining with prominent musicians in residence with the orchestra such as pianist Kun-Woo Paik; clarinetist, composer, and conductor Jörg Widmann; composer, violist, and conductor Brett Dean; and violinist Paul Huang, as well as with visiting groups and instrumentalists like the Chamber Music Society of Lincoln Center, cellist Wen-Sinn Yang, violinists Ray Chen and Richard Lin, and horn player Radovan Vlatković. The NSO has also worked with dance companies such as the Royal Ballet, the Kiev National Ballet, and the Bolshoi Ballet. 

In addition to its performances in concert halls and opera houses, members of the NSO also offer musical events at nursing homes, mountain villages, and underprivileged communities all over Taiwan. Mobilizing resources from private sectors, the NSO organizes over 100 outreach activities annually for more than 10,000 participants of all ages and all kinds of groups in Taiwan. Their work at schools goes beyond just professional training to include artistic participation and cultural leadership, earning them a young audience and demonstrating a social responsibility exceptional for a classical orchestra.

Concert

台湾フィルハーモニック2023日本公演 東京公演

  • 日時

    2023年5月8日(月)19時開演(18時30分開場)

  • 会場

    東京オペラシティ コンサートホール タケミツメモリアル

【出演】
準・メルクル(指揮)
リチャード・リン(ヴァイオリン)*
福間洸太朗(ピアノ)*
安井陽子・種谷典子(ソプラノ)*
杉山由紀(アルト)*
福井 敬・与儀 巧(テノール)*
甲斐栄次郎(バリトン)*
東京メトロポリタン合唱団+/*
八角塔合唱団+/*
(合唱指揮:松下耕)+/*
台湾フィルハーモニック(管弦楽)

【プログラム】
ドビュッシー:交響詩「海」
ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46*
ゴードン・チン(金希文):ゴールデン・ビーム・オン・ザ・ホライズン(日出台灣)+
ベートーヴェン:合唱幻想曲 ハ短調 Op.80 *

【チケット】
全席指定 S席 ¥8,000 A席 ¥6,000 B席 ¥4,000 (税込)

【プレイガイド】
アスペン 03-5467-0081/e+(イープラス)https://eplus.jp/チケットぴあ https://t.pia.jp/東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999(10時ー18時 月曜休み)

台湾フィルハーモニック2023日本公演 兵庫公演

  • 日時

    2023年5月6日(土)14時開演(13時30分開場)

  • 会場

    兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

【出演】
準・メルクル(指揮)
リチャード・リン(ヴァイオリン)*
台湾フィルハーモニック(管弦楽)

【プログラム】
李元貞:美濃之道
ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46*
ドビュッシー:交響詩「海」

【チケット】
全席指定 S席 ¥6,000 A席 ¥5,000 B席 ¥3,000 (税込)

【プレイガイド】
アスペン 03-5467-0081/e+(イープラス)https://eplus.jp/チケットぴあ https://t.pia.jp/兵庫県立芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255(10時ー17時、月曜休み※祝日の場合翌日)

 

 

台湾パフォーミングアーツ祭
台湾フィルハーモニック - 2020日本公演⇒【公演延期】2021日本公演 ⇒【公演中止】

  • 日時

    2020年5月16日(土)18:00開演⇒2021年6月7日(月)19:00開演に延期⇒公演中止

  • 会場

    東京オペラシティ コンサートホール Tokyo Opera City Concert Hall

この公演は新型コロナ感染症拡大のため、中止となりました。お知らせ文はこちらをクリック

台湾フィル公演2020⇒2021延期⇒中止のお知らせ(動画)はこちらはクリック

この公演は2021年6月7日(月)19:00開演に延期になりました。

【出演】
東京メトロポリタン合唱団&台北男声合唱団 (合唱指揮:松下耕) * ヴァイオリン:ポール・ホアン(黃俊文) ** チェロ:フェリックス・ファン (范雅志)  ** 台湾フィルハーモニック 指揮:リュウ・シャオチャ(呂紹嘉/台湾フィルハーモニック音楽監督)

SHAO-CHIA LÜ, conductor (Taiwan Philharmonic Music Director)
PAUL HUANG, violin
FELIX FAN, cello
KO MATSUSHITA, chorus master
The Metropolitan Chorus of Tokyo
Taipei Male Choir
Taiwan Philharmonic (National Symphony Orchestra)

【プログラム】
ゴードン・チン(金希文):ゴールデン・ビーム・オン・ザ・ホライズン・オブ・フォルモサ(日出台灣)* ゴードン・チン(金希文): ウェイフェアラーズ・ナイト・ソング (旅人的夜曲)* 一柳慧 :ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための二重協奏曲** ベートーヴェン: 交響曲 第7番 イ長調 Op. 92

GORDON CHIN : Golden Bean on the horizon of Formosa
Wayfarer’s Night Song
TOSHI ICHIYANAGI : Double Concerto for violin, cello and orchestra
LUDWIG VAN BEETHOVEN : Symphony No.7 in A major, Op.92

【チケット】
全席指定 S席 ¥7,000 / A席 ¥6,000 / B席 ¥5,000

【お問い合わせ先】
アスペン 03-5467-0081

'-麗しの島より- 台湾フィルハーモニック 2019 日本ツアー  Taiwan Philharmonic Japan Tour 2019【終了しました】

  • 日時

    2019年5月6日(月・祝)14:00開演

  • 会場

    ザ・シンフォニーホール The Symphony Hall

【出演】
リュウ・シャオチャ(指揮)
リチャード・リン(ヴァイオリン)
台湾フィルハーモニック(管弦楽)

【プログラム】
芥川也寸志: 交響管弦楽のための音楽
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64(ヴァイオリン:リチャード・リン 林品任)
江 文也:台湾舞曲 Op. 1
シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 Op. 43

【チケット】
全席指定 S席 ¥7,000 / A席 \6,000 / B席 \5,000 ※12月12日より発売

【お問い合わせ先】
アスペン 03-5467-0081

ザ・シンフォニーホール

'-麗しの島より- 台湾フィルハーモニック 2019 日本ツアー Taiwan Philharmonic Japan Tour 2019【終了しました】

  • 日時

    2019年4月30日(火・祝)14:00開演

  • 会場

    東京文化会館 大ホール Tokyo Bunka Kaikan Main Hall

【出演】
リュウ・シャオチャ(指揮)
リチャード・リン(ヴァイオリン)
台湾フィルハーモニック(管弦楽)

【プログラム】
芥川也寸志: 交響管弦楽のための音楽
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64(ヴァイオリン:リチャード・リン 林品任)
江 文也:台湾舞曲 Op. 1
シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 Op. 43

【チケット】
全席指定 S席 ¥7,000 / A席 \6,000 / B席 \5,000 ※12月12日より発売

【お問い合わせ先】
アスペン 03-5467-0081


Links

http://npac-nso.org/en/