台湾フィルハーモニックTaiwan Philharmonic
Profile
台湾フィルハーモニックは、1986年に設立された台湾の国立オーケストラとして名高い(台湾では「NSO國家交響樂團National Symphony Orchestra」の名称)。アジア諸国の中でも、最も優れたオーケストラの一つとして台湾フィルハーモニックは評価されている。2005年に舞台芸術センターの専属オーケストラとなり、2014年には国家歌劇院のレジデント・オーケストラとなった。2010年8月から欧米で高い評価を得ているリュウ・シャオチャが第五代音楽監督に就任し、その黄金時代を創り上げでおり、台湾の文化的豊かさと音楽教育の強化に貢献している。
毎年、台湾フィルハーモニックは、99人のメンバーが、40週の音楽シーズンに、おおよそ75回のコンサートや室内楽コンサートと一回のオペラ公演を行っている。また、教育プログラムにも積極的で、アウトリーチ・プロジェクトもコンスタントに行っている。台湾内や海外でのコンサート・ツアーも、定期的に行っており、これまでに、ウィーン、パリ、ベルリン、ジュネーヴ、ミラノ、シンガポ-ル、クアラルンプール、札幌、東京、横浜、香港、そして中国の主要都市でツアーを行っている。
国際的に名声を博している指揮者たち、ロリン・マゼール、クシシュトフ・ペンデレツキ、ルドリフ・バルシャイ、レナード・スラットキン、クリストファー・ホグウッド、ミヒャエル・ザンデルリンク、ソリストでは、ヴァディム・レーピン、ヒラリー・ハーン、バイバ・スクリデ、ヴィヴィアン・ハーグナー、ヨーヨー・マ、ゴーティエ・カピュソン、アルバン・ゲルハルト、ミッシャ・マイスキー、ソル・ガベッタ、エヴェリン・グレニー、マルティン・グルビンガー、ルイ・ロルティ、白 建宇(クン=ウー・パイク)、スティーヴン・ハフ、スティーヴン・コヴァセヴィッチ、ラベック姉妹、ザビーネ・マイヤーらと共演している。
台湾フィルハーモニックは、世界的に名高いバレエの振付師の林 懐民 (リン・カイミン)、台湾のクラウド・ゲイト舞踊劇場とオーストリアのデジタル・アーティストのクラウス・オーバーマイヤー、オペラの舞台監督の トビアス・リヒター、モファット・オクセンボウルドとハンス=ピーター・リーマンらと共にパフォーマンスを行い、それらの劇場公演やオペラ公演は、高い芸術性に到達している。加えて、コンサート形式のセミ・オペラ公演「ニーベルンクの指環」と「エレクトラ」は、動員記録を塗り変えた。また世界のオペラハウスとの共同プロダクションとして、2007年公演の「ばらの騎士」、2009年の「カルメン」、2012年の「蝶々夫人」、2015年の「フェデリオ」、2013年の「ワルキューレ」、2014年の「サロメ」、2016の「オテロ」など、多国籍コラボレーションを行い、成功を収めている。
Concert
-麗しの島より- 台湾フィルハーモニック 2019 日本ツアー
- 日時
2019年4月30日(火・祝) 14:00開演
- 会場
東京文化会館 大ホール
【出演】
リュウ・シャオチャ(指揮)
リチャード・リン(ヴァイオリン)
台湾フィルハーモニック(管弦楽)
【プログラム】
芥川也寸志: 交響管弦楽のための音楽
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64(ヴァイオリン:リチャード・リン 林品任)
江 文也:台湾舞曲 Op. 1
シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 Op. 43
【チケット】
全席指定 S席 ¥7,000 / A席 \6,000 / B席 \5,000 ※12月12日より発売
【お問い合わせ先】
アスペン 03-5467-0081