バーバラ・ハンニガン
Barbara Hannigan

Profile

カナダ出身のソプラノ、バーバラ・ハンニガンは、トロント大学で学士号を、さらに同大学院でメアリー・モリソン教授のもと、音楽学の修士号を取得。バンフ芸術センター(カナダ)、ラヴィニア・スティーンズ研究所(アメリカ)、オーフォード芸術センター(カナダ)で研鑽を積んだのち、オランダの王立音楽院でマイナルド・クラークに師事する。

オペラでは、ベンジャミン・ブリテン「ルクレチアの陵辱」のルチア役、モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」のデスピーナ役、グルックの「オルフェオとエウリディーチェ」のアモーレ役、ストラヴィンスキーの「放蕩者のなりゆき」のアン・トゥルーラブ役、ヤナーチェクの「利口な女狐の物語」の女狐役、パーセルの「ディドとエネアス」のベリンダ役、「アーサー王」のエメリン役、ハッセ作曲「ラリンダとヴァネージオ」のエメリン役、「ラ・ドンタディーナ(田舎女)」と「ラ・ファンテスカ」のタイトルロール、シャルパンティエの牧歌劇「アクテオン」のアレトゥーゼ役、ヘンデルの「リナルド」アルミーダ役、「アリオダンテ」でのダリンダ役、などを歌っている。ハンニガンがこれまでに行った世界初演のオペラには、ネザーランズ・オペラでのルイ・アンドリーセン作曲「フェルメールへの手紙」(サスキア役)、ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場でのルカ・モスカ作曲「ゴルドーニ氏」(デスピーナ役)、ミシェル・ファン・デ・アー作曲のソロ・ソプラノ、映像、電子音楽のための室内楽オペラ「One」(世界12カ国で上演された)、イングリッシュ・ナショナル・オペラでのジェラルド・バリー作曲の「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」(ガブリエレ役)、エクサン・プロバンス音楽祭でのパスカル・デュサパン作曲の「パッション」(レイ役)、などがある。今後の世界初演の予定演目には、細川俊夫の新作(サーシャ・ヴァルツ演出)およびジョージ・ベンジャミンの新作(リュック・ボンディ演出)などが含まれている。

バーバラ・ハンニガンがこれまでに共演したオーケストラやアンサンブルは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー、フランス国立管弦楽団、トロント交響楽団、パリ・オペラ座管弦楽団、ヘンルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、オランダ国内の各放送交響楽団、バンベルグ交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、フィンランド放送交響楽団、アンサンブル・アンテルコンテンポラン、コンバッティメント・コンソート・アムステルダム、南ドイツ放送交響楽団、アンサンブル・モデルン、ロンドン・シンフォニエッタ、ムジークファブリーク、アスコ・アンサンブル、シェーンベルク・アンサンブル、フランクフルト・バロック・オーケストラ等が挙げられる。レパートリーは、ヘンデル、バッハ、モーツァルトからナッセン、デュティユー、ウェーベルン、ストラヴィンスキー、リゲティにおよぶ。マウリツィオ・ポリーニの「ポリーニ・プロジェクト」の一員として、ルイジ・ノーノの作品を、直近のミラノ・スカラ座での上演を含め、世界各地で歌っている。

共演した指揮者は、ラインベルト・デ・レーブ、エサ・ペッカ・サロネン、サー・サイモン・ラトル、ピエール・ブーレーズ、クルト・マズア、ユッカ・ペッカ・サラステ、インゴ・メッツマッハー、ピーター・ウンジャン、オリバー・ナッセン、ジョナサン・ノット、ペーター・ルンデル、ミヒャエル・ギーレン、ペーテル・エトヴェシュ等である。さらに、ジェルジ・リゲティ、ルイ・アンドリーセン、ジェラルド・バリー、カールハインツ・シュトックハウゼン、オリバー・ナッセン、アンリ・デュティユーなどの作曲家たちとともに仕事をする、という栄誉にも恵まれている。

ハンニガンは、ジェルジ・リゲティ作品のパフォーマンスに対し、多大な賞賛を得ている。ソプラノと管弦楽のための「マカーブルの秘密」のニューヨーク、ロサンゼルス、トロント、ベルリン、ヘルシンキ、フランクフルト、アムステルダム、ウィーン、ケルンでの公演にもハンニガンは出演している。2006年、彼女はリゲティの「レクイエム」をペーテル・エトヴェシュ指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、それに先立つ2004年にはジョナサン・ノット指揮のバンベルク交響楽団と共演しており、さらに今後パリおよびミュンヘンではサロネンと、ベルリンおよびザルツブルクではラトルと同作品で共演する予定である。昨シーズン、ハンニガンは、前衛芸術集団“ラ・フーラ・デルス・バウス”による新演出「ル・グラン・マカーブル」のモネ劇場公演におけるヴィーナス/ゲポポ役で大絶賛を博した。

デュティユー作曲の「コレスポンダンス ー往復書簡ー」(ソプラノと管弦楽のための)は、ハンニガンのレパートリーの中で重要な位置を占めており、これまでにサー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ラインベルト・デ・レーブ指揮オランダ放送交響楽団、BBCプロムスでのサカリ・オラモ指揮バーミンガム市交響楽団、エサ・ペッカ・サロネン指揮ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、クルト・マズア指揮フランス国立管弦楽団、ピーター・ウンジャン指揮トロント交響楽団、パリ・オペラ座がガルニエ宮におけるオリヴァー・ナッセン指揮パリ・オペラ座管弦楽団、ユッカ・ペッカ・サラステ指揮オスロ・フィルハーモニー管弦楽団等と共演している。

今後の予定には、モネ劇場、エクサン・プロバンス、コヴェント・ガーデン、ミラノ・スカラ座、バルセロナ・リセウ劇場等でのオペラ作品のほか、管弦楽曲では、ロンドン交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、バイエルン放送交響楽団との共演が予定されている。さらにアンサンブル・アンテルコンテンポランとの作曲者自身の指揮による「プリ・サロン・プリ」のヨーロッパ・ツアー、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのストラヴィンスキーの「ナイチンゲール」などが予定されている。

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