グレゴリー・ダゴスティーノ
Gregory D'agostino

Profile

アメリカで最もエキサイティングなオルガニスト、グレゴリー・ダゴスティーノはニューヨーク・タイムズ紙に「鮮やかで力強い演奏」と称賛され、ワシント ン・ポストからも同様に「ブリリアント」「欠点がみあたらない」などと評されている。バッハ、リスト、フランク、ヘンデル、シューマン、ブラームスらの広 大なレパートリーを暗譜で演奏する彼は、痺れるような、興奮をもたらす演奏をすることで知られており「恐るべき興奮状態へと誘う」と、アメリカン・オルガ ニスト誌に高く評価された。

ダゴスティーノ氏のコンサート・オルガニストとしてのアメリカ国内での評価は、ニューヨークのセントジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂、および聖母マリア協 会で3,400人の聴衆を前にして連続で開かれた「アメリカ・オルガニスト協会100周年記念コンサート」によって決定的となった。彼はソリストとしてモ スクワ・チェンバー・オーケストラ、香港フィル、スロヴァキア・ラジオ・オーケストラなどと共演してきた。サン・ディエゴ・ユニオン・トリビューン紙は彼 のメインリー・モーツァルト・オーケストラとの共演を振り返って、ガルネリ・カルテット、クラリネット奏者のリチャード・ストルツマンの公演と共にサン・ ディエゴの「今年度の記憶にとどめられるべき公演」として挙げた。ワシントン・ポスト紙はプーランクのオルガン協奏曲の演奏について「必要とあらば強烈な 力強さを発揮し、また曲の暗部への理解、見事なまでの雰囲気がある」と評し、チャールスルトン・ポスト紙はステファン・パウルスのオルガン協奏曲につい て、「あらゆる面から見て満足出来る」と評した。オルガン新作の初演を数多くしている存在として知られるダゴスティーノはこれまでに多くの作曲家と仕事を してきており、そこには伝説の作曲家たち、ジョージ・クラム、ミルトン・バビット、ネッド・ローレムらの名前もある。ローレムのオルガン作品全曲演奏を演 奏した彼に関して、ニューヨーク・タイムズ主幹の批評家アラン・コーズィンは「ローレムの作品の核心をついており、優しく歌心に満ちており、堅牢で非常に 熟達した演奏であった」と書いた。

ダゴスティーノは数々の音楽祭に出演している。サウス・カロライナ州のピッコロ・スポレト音楽祭においては3年間ゲストアーティストを務めており、サンク ト・ペテルスブルクの国際フェスティバル(ロシア)、オルカス島室内楽音楽祭(ワシントン)、サン・ディエゴのスプレッケレルス国際オルガン音楽祭、ロン ドンオルガン協会、プラハ・フリー・オルガンワールド音楽祭(チェコ)、スコラ・カントルム(パリ)、ノヴィ・ソンチ・オルガン・アート音楽祭(ポーラン ド)、ヨーロッパ・アメリカ音楽祭(サザンプトン、ニューヨーク)、オロモウツ国際オルガン・フェスティバル(チェコ)、クラコフ国際オルガン・フェス ティバル(ポーランド)にも出演した。2007年ダゴスティーノは2回目の日本ツアーに出かけ、数え切れないほどの素晴らしい批評を得た。多くのコンサー トは売り切れとなった。

彼はこれまでにパブリック・ラジオ・インターナショナル「パイプドリームス」、ラジオ・プラハ、チェコ国際TV、NPRの「ネクスト・ビッグ・シング」 「サウンドチェック」を含む非常に多くのラジオ局などにゲスト出演している。彼はジュリアードのコンチェルト・コンペティション、ニューヨークのアメリ カ・オルガニスト協会コンペティションで入賞している。彼のCDは多彩だが「Monuments of Germanic Music」 (Centaur Records) 、「Organ Festival - Live Recordings」 (Gigue Records) 、「Islands & Vistas」 (Orcas Records) 、「Dan Locklair's Concerto for Organ and Orchestra 」(Slovak Radio Orchestra; Albany Records)、「Babbitt’s Manifold Music」 (Bridge Records)、そしてクラムの「Pastoral Drone」 (Grammy-winning series; Bridge Records)などがある。多彩なアーティストの彼は、映画のための録音も行っており、そこにはジョナサン・ベプラーの作曲した、マシュー・バーニーの 映画「クレマスター2」のための素晴らしい作品も含まれる。これはニューヨークのグッゲンハイム美術館で採り上げられ、この作品はウォーカー・アート・ ミュージアム(ミネアポリス)とサンフランシスコ現代美術館のパーマネントコレクションに入っている。

ニューヨーク・シティに生まれ育ったダゴスティーノは独学でオルガンを学び始め、9歳にして教会のオルガン奏者になった。彼はジュリアード音楽院博士課程 のディプロマを取得しているが、そこではジョン・ギロック奨学金、ヴァーノン・デ・タール奨学金を得た。まだ学生の頃より、ジュリアード音楽院で教え始 め、リンカーンセンター・インスティテュートの演奏家としても活動をした。彼はジュリアード音楽院の修士号と学士号も取得している。またチェンバロをライ オネル・パーティのもとで学んだ。卒業後はフランスのトゥールーズ音楽院へ行き、ザヴィアー・ダラス、ベルナール・ラガセ、マリー=クレール・アランにも 師事した。

ダゴスティーノはアメリカ・オルガニスト協会の活発なメンバーの一人であり、神学校や教派リレーションでも奉仕活動をしている。彼はまた大学やアメリカ・ オルガニスト協会支部でマスタークラスを開いており、ジュリアードでも講座を持ち、若いオルガン奏者を援助するプログラム(POE)に参加している。彼は ニューヨークPOEの初代総長を務めた。

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